このことが無かったら五足のくつはできなかったに違いない その103.
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このことが無かったら五足のくつはできなかったに違いない
このことが無かったら五足のくつはできなかったに違いない
~その103.『 2001年の夏 』
「五足のくつ」計画に関わるすべての人が、
それぞれの持ち場で懸命に動いていた。
支店長からの「融資決定」という文言は聞かれなかったが、
それはすでに決定したものだとして
それぞれが行うべき作業に集中していた。
実施設計図書も私の言い分をほぼ全面的に反映したものとなり、
建築業者選定を行う時期に来ていた。
地元の建設会社と、熊本の建設会社、
二社に対して見積もりを依頼した。
伊賀屋の宴会場にテーブルと椅子を置き、
木籔さんと私があたかも面接官のように座って、
設計図書を二社それぞれの営業担当者に手渡した。
終わると、私は木籔さんに言った。
「こういう時は、それぞれの会社に
こちらから出向くものだと思っていましたよ」
「そんなことをしたら、最初からなめられてしまいますよ。
立場を明確にすることが、これからは大事になるんです」
私の周りが、またさらに動き始めた。
↑当時の書類は今も宝箱の中に大切にしまっている
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